フルエール新聞【歴史版】/大分の岸壁に手掘りトンネルを開削した禅海和尚(78)

先日、大分の耶馬溪を訪ねました。この地には「青の洞門」という江戸時代の手掘りトンネルがあります。そのトンネルを開削した禅海和尚のエピソードにずっと心惹かれていました。心ふるえる話を、自分なりに伝えられないかと思い、小説や史実をもとにフルエール新聞の「ひと版」に書いてみました。

禅海和尚がこの地で手掘りトンネルを思い立ったのが49歳の時。そこから30年かけて全長約350メートルを開通させました。完成させたのは78歳の時。人が志もつことに遅すぎることはなく、コツコツやり続ければ奇跡のようなことも起こせることをこの話は教えてくれているように思います。

フルエール新聞は現代に生きる人はもちろんのこと、時代を超えて人の心をふるわせる人も取り上げていきたいと思います。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次