講師紹介

思いを伝わる言葉に

【代表講師】安倍大資(Daisuke Abe)

自己理念構築コーチ
フルエール(FULLYELL)代表

なぜ「自己理念」がテーマなのですか?

「仕事や人生の方向性を考え直したい」という声を多くいただくからです。新聞記者から独立して1年目は企業理念を作る仕事をしていました。経営者の方向けにコーチングをしていたのですが、個人の方からも「自分も理念を言語化してみたい」というご依頼をいただくようになりました。

そうした方の根底には「自分自身のことがよくわからない」「このままでいることに不安」といった思いがあるようです。そのため「仕事や人生の軸をもちたい」という切実な願いがあることに気づきました。

なぜこうした声が多く聞かれるのでしょうか。それは仕事や人生の選択肢が増えているからだと思います。働き方は多様になり、終身雇用は終わりを告げ、場所や時間を問わないライフスタイルが急速に広がっています。「一人ひとりが仕事や人生を選んでいく時代」に入っています。

選ぶ時には、何か基準がなければ選べません。新しい時代を生きるためには、新しい自分の判断軸が必要です。そのための力になりたいと思い、自分の理念(自己理念)をテーマにしたコーチングを始めました。独立1年半で経営者、会社員、公務員、個人事業主、士業の方など20人以上の方と自己理念づくりをご一緒して喜んでいただきました。時代に必要とされている仕事だという確信を得ました。

なぜ新聞記者からコーチに転身したのですか

対話には人を変える力があると知ったからです。私自身、新聞記者の仕事自体にはやりがいを感じながらも、心のどこかで「本当にこの仕事が向いているのか」「他にもっとやりたいことがあるのでは」と思い続けてきました。

34歳の時、思いもよらない出来事がきっかけで精神的に不安定になり、9ヶ月間ほとんどうつ状態の時期を過ごしました。仕事はかろうじでこなしていたものの、週末はカーテンを閉め切ったベッドの上で一日中惰眠を貪りました。「廃人」でした。

その時にもう一度自分を根底から見つめ直そうと思い、価値観やビジョンを徹底的に言語化するプログラムに取り組みました。それがコーチングとの出会いでした。コーチングを学び始め、コーチとの対話を通じて、私の考えは大きく変化しました。対話の力を実感し、私も変わりたいと願う人の力になりたいと思い、コーチに転身しました。

コーチとして何を大切にしていますか?

私が第一に大切にしていることは「相手を聴く」ことです。「聴く」ことは簡単そうに思えて、実はそうではありません。単に言葉だけを聞いていればいいと思いがちですが、聴くことは言葉だけでなく、相手の表情、雰囲気、身振りも含め、目の前の人のすべてに焦点を当てる行為だと思っています。本当に力のあるコーチは皆この「聴く力」が長けています。私もこの力を磨き続けていきたいと思っています。

もう一つが「伝わる言葉」です。私にご依頼くださるクライアントは「自分をわかりやすく言語化したい」という思いをお持ちの方が多くいるからです。

新聞記者時代、私はこの「伝わる言葉」を徹底的に鍛えられました。私が日経新聞に入社して最初に配属されたのは整理部という記事に見出しをつける部署でした。見出しの文字数は厳密に決まっており、11文字以内です。簡単そうに思えて、決してそうではありません。配属された1年目は、私のつけた見出しはほとんど残りませんでした。自分の見出しが消えている紙面を見るたびに、言葉の世界の厳しさに打ちのめされました。記者時代の12年間は「伝わる言葉」と向き合い続けた時間でした。

一人ひとりの内なる思いを、伝わる言葉にすること。これが独立してからずっと変わらない私の志です。

「作りたい世界」について教えてください

私の作りたい世界(ビジョン)は「一人ひとりが自然体で輝き、応援しあう世界」です。

会社員時代の私がそうであったように「他者から評価されるかどうか」を基準に生きている方は多くいると思います。特に、優秀な人であるほどそうした傾向にあると思います。なぜなら、そうした方は人から言われたことをできてしまうからです。

しかし、そうしているうちに、自分が本当に望んでいることがわからなくなってしまっては、残念なことです。私の会社の同僚や取材先もそうしたことに悩む人が多くいました。

頭で考えた「こうあるべき」という世間体で生きるのではなく、心と頭と体がつながった「こうしたい」という自然体で生きてほしい。それが私の最大の願いです。自然体こそ、最もその人の力を発揮できるあり方だと思っているからです。そんな自然体で輝く人たちを増やし、皆で応援しあう世界を仲間とともに作っていきたいと思います。

安倍大資(あべ・だいすけ)

早稲田大学卒業後、日本経済新聞社の記者に。霞ヶ関の記者クラブや地方支局、紙面編集担当など12年勤めた。

34歳の時に精神的どん底に陥り9ヶ月うつ状態に。自分の価値観とビジョンをもつことの大切さを知り、コーチングに出会う。一人ひとりの理念(自己理念)をコーチングを通じて言語化するコーチに転身。独立1年半で経営者、公務員、会社員、個人事業主、士業など20人の自己理念作りに取り組んできた。自己理念構築プログラムを主宰している。

CTI認定CPCC。コーチング会社・FULLYELL(フルエール)代表。京都芸術大学大学院でコーチングとキャンプを研究している。1985年生まれ、北九州市出身。

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安倍大資(あべだいすけ)
プロコーチ、フルエール代表

日本経済新聞記者を12年務めた後、プロコーチとして独立。コーチング実績200h。理念作り実績4社+30人。

記者時代にリーダー2000人を取材。自分の理念をもち生きる起業家たちを取材する。自分自身は34歳の時に精神的どん底に。コーチングに出会い自分の価値観とビジョンで生きることを決意。「自分の軸を見つけて明確に言語化したい」という経営者や会社員の方など働く社会人向けにコーチングを届けている。

早稲田大学卒。京都芸術大学大学院でコーチングを研究中。CPCC(Co-Active®︎コーチ)

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