最初の理念を作って10年ほどがたち、会社が大きくなる中で理念を見直すタイミングに来ていると感じていました。それまでの理念はすこし歯切れが悪く、思いを言葉にしきれていないと思っていました。安倍さんが日経新聞の宇都宮支局で取材していた時のつながりで再会し、お願いすることにしました。
3、4ヶ月かけてミッション、ビジョン、バリューを言葉にしました。対話する中で、会社の方針についての考えを深めることができ、一字一句細かいところまで納得できる理念をつくることができました。
理念を作ってから、講演など人前で話す機会に自信をもてるようになりました。わかりやすく、長く説明するよりもずっと伝わりやすいですね。相手の深いところに響いているように感じます。在京のラジオにも呼ばれるようになりました。
経営者にとって、事業自体は手段だと思います。大事なのはその事業を通じて何をめざしているのかという目的です。その目的を理念の言葉に明確にできたのはとても意味があると思っています。経営者にとって、自信をもって語れる理念があるかどうかが事業を左右すると感じています。
理念がだんだんと社内の共通言語になってきています。バリューに沿って新たな事業のアイデアを出す社員も出てきました。定めた理念をもとに、評価制度を作り直す作業も進めています。
会社の評価も、理念が基準です。いわば会社の「へそ」と言ってもいでしょう。理念をもとに経営をすることで、会社の力を高めることができると感じています。
株式会社グリーンデイズ様の企業理念
ビジョン「誇れる農業を次世代に」
ミッション「農家と消費者の想いをつなぐ架け橋」
株式会社グリーンデイズ様が運営する農産直売所あぜみちのHP
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