【実例紹介】自分の理念(自己理念)を明確にする3大メリットとは?

最終更新日:2022年8月10日

自分の理念(自己理念)を明確にすることのメリットとはなんでしょうか。なんとなく大事にしたいことは、誰しもあると思います。しかし、その想いはきちんと他者に伝えられる言葉になっているでしょうか。

この記事では自己理念を明確にすることで、どのようなメリットがあるのかを実例を交えて詳しく説明していきます。この記事を読むことで、リーダーの方たちにとってなぜいま自己理念が必要なのか、そのポイントを知ることができます。

「伝えたいことが伝わらない」悩み

「自分の考えがきちんと伝わらない」「相手から理解されていない気がする」「本当は共感してほしいのに、なぜか人が動かない」。こうした悩みをおもちの方は少なくないのではないでしょうか。

特にご自身の仕事で自己実現していきたいスモールビジネスの経営者、個人事業主、士業、独立志向の会社員の方などにとって「自分の考えをきちんと相手に伝える」ことは、仕事をする上で最も必要な力と言えるでしょう。

私は新聞記者時代12年の間に、大臣から大企業・中小経営者、中央官庁幹部、五輪選手など2000人ほどのリーダーに取材をしてきました。またコーチとして独立し、企業や個人の理念づくりに携わる中で、多くの方の事例を見てきました。自己理念を作ることによるメリットは大きく3つあると考えています。

メリット① 言動が一貫し、信頼される

自己理念を明確にすることでどのような変化が生まれるのでしょうか。多くの方の顕著な変化としては、言動が一貫することです。普段言っていることを実際に自分が体現しており、言動がブレなくなります。

言動に一貫性のある方は、自然と信頼されるようになるでしょう。信頼とは社会人にとっても最も大切なものです。自己理念とはご自身の信頼を高めるものとも言えるでしょう。

ある方の例をご紹介します。その方のミッション(使命)をコーチングを通じて深め、「気楽に語り合い、何かをしてみたくなる対話の場をつくる」という言葉に言語化しました。

この方は人とのつながりをとても大事にされている方で、かしこまらない対話の場を作っていきたいという願いがありました。

ミッションを言語化して以来、この方は職場のお昼休みの時間の時に、お弁当を自分の机ではなくオープンスペースで食べるようにしたそうです。すると、同僚たちが自然と集まるようになりました。「何気なく話ができたおかげで、仕事の悩みを解決できた」という声ももらうようになったそうです。

自己理念を持つことで、考えが変わり行動が変わります。その結果、周りの人を自然と巻き込んだ結果が出るようになります

逆に自己理念がないと「言動がブレて頼れない」ということになります。言っていることがコロコロ変わり、行動も日によってムラがある人に、人はついていきたいとは思わないでしょう。自己理念をもつことで、言動に一貫性が生まれ、社会人にとって最も大切な信頼が自然と集められるようになるのです。

メリット② メッセージが伝わり共感される

自己理念をもつメリットの2つ目は「メッセージが伝わり共感される」という点です。

自己理念は自分の使命やビジョンを明確に言語化したものです。きちんと伝わる言葉にすることで、相手にメッセージが届くようになります。そうすることで、つながりたい人の間に共感を生むことができるようになるのです。

インターネットが普及しSNSで個人同士がつながる今の社会で最も大切なことは「共感」だといいます。あなたと人の間に共感が生まれることで、お互いに応援しあう関係が育まれます。

「強制力」ではなく「共感力」で人とつながれる資質は、これからのリーダーにとって欠かせません。自己理念は人と人との間に共感を生むメッセージでもあるのです。

自己理念がないと「何を伝えたいのかよくわからない」ということになります。どんなにすばらしい想いや考えがあっても、伝わらなければ残念ながら意味がありません。あなたの価値をきちんと言葉にするということは、あなたの価値をきちんと届けるために欠かせないことではないでしょうか。

メリット③目的が明確で成果を出せる

メリットの3つ目は目的が明確になり、成果を出せるということです。自己理念を定めることによって、あなたの人生の目的が明確になります。カメラで言えば、ピンボケの状態から焦点を明確に定めた状態にするということです。

目的の解像度が上がれば、自然とやるべきことも明確になり、それが成果につながります。

ある経営者の方は、仕事に日々追われる毎日を過ごしていました。売上は伸びているものの、自分が本当は何の仕事をしたいのかわからないというお悩みを抱えていました。

自己理念を作ることで「自分がやるべき仕事と、やらなくていい仕事がわかった」のだと言います。変化としては初めて「断れるようになった」のだと嬉しそうに語ってくれました。

この方の場合は、やらなくていい仕事を断れるようになったことで、やるべき仕事にそれまで以上に力をかけることができるようになりました。その結果、やるべき仕事で評価を上げて、高まった評価が次の仕事を呼ぶという循環が生まれたそうです。

自己理念はやりたい仕事で成果を出したい人にとっては欠かせない判断軸とも言えます。自分を最大限生かす指針とも言えるでしょう。

逆に自己理念がなければ「目的があいまいで成果が低い」状態が続きます。忙しくて、頑張っているけど、納得感がなく成果もあがらない、と悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。

自己理念を作ることで、こうした負の循環を脱し、やりたいことで成果を出す好循環を生み出すことができます。

メリット3大まとめ

この記事のまとめとして、改めて3大メリットをお伝えします。


①言動が一貫し、信頼される
②メッセージが伝わり共感される
③目的が明確で成果を出せる

自己理念はやみくもに何か言葉にすればいいものでもありません。大切なのは、ご自身の最も大切にしている価値観から作ることです。

自己理念の作り方はこちらのページでもご紹介しています。

自己理念は自分の価値を最大限伝え、共感を生み、やりたい仕事で成果を出すための強力なツールになります。ぜひ仕事で自己実現していきたい方は、この記事をご参考にしながらご自身の理念を作ってみてはいかがでしょうか。


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安倍大資(あべだいすけ)
プロコーチ、フルエール代表

日本経済新聞記者を12年務めた後、プロコーチとして独立。コーチング実績200h。理念作り実績4社+30人。

記者時代にリーダー2000人を取材。自分の理念をもち生きる起業家たちを取材する。自分自身は34歳の時に精神的どん底に。コーチングに出会い自分の価値観とビジョンで生きることを決意。「自分の軸を見つけて明確に言語化したい」という経営者や会社員の方など働く社会人向けにコーチングを届けている。

早稲田大学卒。京都芸術大学大学院でコーチングを研究中。CPCC(Co-Active®︎コーチ)

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