自己理念の作り方〜価値観から作るあなたの「ミッション」

最終更新日:2022年8月6日

この記事では自己理念の作り方をお伝えします。「納得できる理念はどうすれば作れるのだろう」というお悩みを解決します。「自分の理念をもちたい」という方が、誰でも持つことができるようにご説明します。

どんな人に必要か?

自己理念とはどのような人に必要なのでしょうか。それは「やりたい仕事で成果を出したい」人です。具体的には経営者、起業家、会社のリーダー層、個人事業主、士業、独立志向の会社員などがあげられるでしょう。

自己理念とは何か。それはこちらのページに詳しくご紹介しましたので、まずこちらをお読みいただければと思います。

この記事では、自己理念の作り方についてお伝えしていきます。

自己理念とは大きく3つからできています。ミッション、ビジョン、バリューのことです。

それぞれ日本語に訳すと、ミッションとは「使命」、ビジョンとは「未来像」、バリューとは「日々の心がけ」といった意味になるでしょう。

山で例えれば次の図がわかりやすいかもしれません。

このように理念とはひとつ単独でできているものではなく、それぞれ結びついていることが特徴です。これが理念の全体像になります。

ではそれぞれ説明していきましょう。

ミッション編

ミッションは3つの輪で考えていくことが大切です。その3つとは「自分が大事にしたいこと」「自分ができること」「相手になって欲しい姿」です。この3つをそれぞれ組み合わせて作ります。

このやり方は200社以上で導入されている企業理念の作り方を、個人向けに応用したものです。個人理念をつくるコーチングプログラムでお届けしているものであり、すでに30人ほどがこの手法を土台にして、ご自身のミッションの言語化で成果を上げています。

例えば私の場合は次のようになります。

この3つの輪を基盤とした作り方は、最もシンプルで再現性のある手法です。3つの輪のそれぞれについて考えを深め、つなげた言葉を誰にでも伝わるレベルまで精度を高められるかどうかはその人次第ですが、大まかな自分のミッションは見えてくるでしょう。

ビジョン編

次にビジョン作りです。ビジョンとは「ミッションが120%実現した世界」という考えを持つといいでしょう。あなたが掲げたミッションが実現したときに、どんな世界が広がっているでしょうか。

ビジョンで大切なポイントは、聞いたときにイメージが湧いてくるかどうかが大切です。そのために、ビジョンづくりは絵や写真を活用することをお勧めします。

あなたのビジョンに合ったイメージはどのようなものでしょうか。

私のビジョンは「一人ひとりが自然体で輝き、応援しあう世界」です。このイメージは山の写真とピカソの写真です。

「自然体で輝く」イメージは、目覚めの朝陽をイメージしています。応援しあうのは、このピカソの絵のようにお互いが同じ方向に向けて手を携えながら走っていくイメージです。

ミッションがやることを明確にするのに対し、ビジョンとは人を巻き込むものです。良いビジョンは共感を呼び人を動かす力をもちます。

バリュー編

最後にバリューです。バリューとは少し聞き流れない方もいらっしゃると思いますが、ご自身の行動指針や心がけをさすものです。

ミッションを確実に進めていくための心がけであり、ビジョンを実現するために大切な行動指針という位置づけです。ミッションやビジョンを日常の行動に落とし込んだものがバリューと言えるでしょう。

バリュー作りで大切なことは、ご自身の強みと連動させることです。なぜならバリューは日々の心がけや行動を定めたものですので、自分が自然とできることを活かすことが無理なく続けていくために大切なことになります。

ご自身の強みの見つけ方はいろいろなやり方がありますが、ひとつはストレングスファインダーがおすすめです。行動科学を基盤とした科学的な強み発見ツールとして国際的にも多くのビジネスマンなどが活用しています。

価値観をベースにすることが大切

以上、ミッション、ビジョン、バリューの作り方のポイントをお伝えしてきました。この説明に沿って考えてみると、大まかに自己理念をつくることはできます。

自己理念で大切なことは、ご自身の価値観をベースにすることです。理念というと、何かかっこいい言葉をいうことのように思われがちですが、決してそんなことはありません。ご自身の血の通った言葉でつくることが何よりも大切です。なぜなら、借り物の言葉では決して人に伝わらないからです。

価値観を見つけるメリットはこの記事でも紹介しています。

自己理念をつくることはすなわち、ご自身としっかり向き合うことでもあります。考えたことを言語化し、そして伝わる言葉にすることで、確実にあなたはやりたいことで成果を出せるようになります。

ぜひこの記事を参考にやってみてはいかがでしょうか。

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安倍大資(あべだいすけ)
自己理念構築コーチ、フルエール代表

日本新聞記者を12年務めた後、プロコーチとして独立。

記者時代にリーダー2000人を取材。リーダーの「伝えたいことが伝わらない悩み」を知る。記者として「伝わる言葉」と向き合ってきた経験をもとに「価値が最大限伝わり、成果を出す人になる」をコンセプトとしたコーチングプログラムを提供している。

早稲田大学卒。京都芸術大学大学院でコーチングを研究中。CPCC(Co-Active®︎コーチ)

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