判断軸が明確になった【公務員・Kさん】

自己理念構築プログラムで自己理念を言語化していただいたKさん(公務員)にインタビューさせていただきました。

プログラムを受講したきっかけを教えていただけますか?

60歳を前にして、自分の考えを整理したり言語化したりすることに興味をもっていました。プログラムの紹介記事で「理念を言語化する」という言葉にひかれ参加してみようと思いました。自分の思いをコーチングで掘り下げて整理していくと、新しいものが見えてきそうだと思い受講することにしました。

私自身、考えることが好きで興味の範囲が広く、考えが整理できないことに課題を感じていました。また、日々の生活で自分の想いや悩みをストレートに伝える場がなく、働きながらも孤独感のようなものを感じていました。そうした中で、自分が何を大事にしていきたいのかが整理できず、モヤモヤとした気持ちがありました。

安倍さんとは元々知り合いで、記事などを通じて信頼をしていました。文章を書くのが上手で、言葉を通じて物事を整理してもらえるのではと思いコーチングをお願いすることにしました。

コーチングを通じて、どのような変化がありましたか?

コーチングは、自分の想いをストレートに受け止めてくれる場でした。話したことを安倍さんに想いを受け止めてもらうだけで、気が楽になっていきました。自由にやりとりする場があったことで、気持ちが変化していきました。

価値観やミッションが言葉になることで、どんな変化がありましたか?

やることとやらないことの判断基準ができました。明確に言語化されたことで、自分が本当にやりたいことは何なのか、そのためには何が足りないのかといったことがわかるようになりました。自分が目指すこともはっきりしたので、判断に迷うことが減りました。明確な言葉があることで行動が明確になるし、物事の整理もしやすくなりました

コーチングを通じて「気楽に語りあい、何かをしてみたくなる対話の場を作る」というミッションができました。言語化したことで、そうした対話の場作りを、自分が自然にやっていることに気づき始めました。例えば職場のお昼休みにお弁当を食べるときも、自分の机ではなく、共通スペースで仲間と話をするような場に身を置き、そこで楽しんでいる自分に気づくようになりました。

「対話の場」というと、何か特別な場を作ることを前提で考えていたのですが、自分の身近な場でも作っていけることに気づき、新しい可能性が見えてきた気がしました。

コーチングのどんな関わりが印象に残っていますか?

安倍さんのコーチングで良かったのは、言語化を一緒に考えてもらえたことです。私の対話の中の言葉をよく拾ってくれて、自分では気づかないことに気づくことができました。何気なく話していることでも、安倍さんが「この言葉いいですね」と言ってくれ、それを伝わる言葉にしてくれることで意識が変わっていきました。

言語化するのとしないのとでは、どんな違いがあると思いますか?

ミッションや目標がきちんと言語化できると、何をするにしても、何のためにするのかが、すぐ思い出せるようになります。私の場合は「気軽に語り合える対話の場」という言葉がはっきりできたことで、行動の指針になりました。

やりたいことや目指すことをきちんと言語化することは、企業経営者や組織の運営者はもちろん大事だと思います。それだけでなく、定年後の人生を考える上でもとても役にたつと思いました。自分の指針や理念を言語化しておくことは、一人の人間として生きていく上で意味があると思います。

最後に、これからのご活動を教えてください

プログラムを通じて、ビジョンを「思いを気楽に発信し、助け合える社会」と定めました。いろいろな方が、気楽に集まり、ちょっとしたお悩みごとを相談できる場を作っていきたいと思っています。インターネット上でもいいのですが、実際に顔を合わせて話し合える場を地域で作っていきたいですね。

こうした考えを持つことができたのは、コーチングを通じて考えを整理して、言語化できたからだと思っています。明確になったこの考えを実現に変えていきたいと思います。と思います。

ビジョンの実現、心から応援しています!

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