コーチング、どんな人に効果的?

最終更新日:2022年7月7日

「コーチングはどんなタイミングで受けるといいの?」「コーチングって受けるとどうなるの?」

コーチの仕事をしているとこうしたご相談をよく受けます。コーチングにご関心を持つ方が増える中で、今の自分に本当に必要なのか迷う方も少なくないと思います。

この記事では、200時間以上のセッションをご提供してきたプロコーチの観点から、コーチングを受けるおすすめのタイミングについてお伝えします。同時に、どんな効果が期待できるのかについてもポイントをお話ししていきたいと思います。

(そもそもコーチングとは何なのかについて知りたい方は、こちらの記事がおすすめです)

受けるタイミング、3つの時期

コーチングを受けると良いタイミングは、どのような時でしょうか。多くのクライアントxさんと向き合ってきた経験からお伝えすると、次の3つの時期は特におすすめです。

1. 人生が停滞気味と感じる時

まず、人生に停滞感を覚えている方におすすめです。例えば会社員の方であれば「何年も同じ仕事をしているように感じる」といったことや「全然進歩している感じがしない」といったお悩みを感じている方にコーチングは力になれます。

なぜかといえば、コーチングは日常に変化をもたらすものだからです。コーチとの対話によってその「停滞感」がどこからきているのか深掘りしたり、その停滞した状況をどう変化させていたいのかについて方向性を見出すことができます。

「このままでいいのだろうか」「何かを変えたいけれど、何を変えていいのかわからない」といった方に対して、コーチングは確実に変化をもたらす第一歩をお届けすることができます。

2 .人生の節目にあたる時

人生の節目にあたる時期もコーチングが力になれるタイミングです。例えば主婦の方であれば子育ての大変な時期が一服したといった時などは良い時期かもしれません。会社員であれば昇進した時期や転職が決まった後などが考えられるでしょう。定年が近づいている時も良いかもしれません。

人生の節目は、その前後で生き方が変わってくる時期です。節目を超えて、どんな人生を歩んでいきたいのかコーチングは新しい未来を描く力になることができます。一人で考えるのではなく、コーチとのやりとりを通じてご自身が本当に望む未来像を一緒に探していくことで、新しい人生をよりよく始めることができます。

3. 目標に向けて加速したい時

目標に向かって加速したい時期にも、コーチングは大きな力になることができます。どんな目標でも一朝一夕で成し遂げることはできません。目標に向かう途中で、困難にぶつかることも少なくないでしょう。

目標を確実に達成していくために、伴走者になれるのがコーチです。一人でゴールを目指すよりも、同じ方向に向かって進んでいく存在がいることで、実現したい目標の達成をより確実にすることができます。

コーチングにはどんな効果があるの?

それではコーチングを受けるとどんな効果が期待されるのでしょうか。それぞれの時期に応じて3つの変化をご紹介します。

1. 停滞を脱することができる

停滞感を覚えている時期にコーチングを受ける方は、その停滞を抜け出すことができます。同じ日々の繰り返しを抜け出して、ご自身が再び進みたい方向を見出し、大きな変化を生み出すことができます。

あるクライアントさんは10年以上、同じ会社に勤め続けて停滞感を感じていましたが、コーチングを月2回ペースで受けることで、長年の停滞から抜け出して、独立する選択をされました。

2.進む方向ややりたいことが明確になる

人生の節目にあたる時期にコーチングを受けられる方は、その変化の方向性ややりたいことを明確にすることができます。コーチングによって進む方向が明確になることで、これまでの人生の延長上を生きるのではなく、ご自身が描いた新しい未来を進むことになるでしょう。

ある経営者のクライアントさんはコーチングによってご自身の軸と理念を明確にしたことで、ご自身が本当にやりたい仕事を取捨選択し、最も力の出る仕事に集中して邁進できるようになりました。

3. 困難を乗り越えられる

目標に向かって加速したい時期にコーチングを受ける方は、困難の時にこそコーチの存在を大きなものと感じるでしょう。

どんなやりたいことでも実現に向けては必ず壁にぶつかります。一人では乗り越えていけなさそうな壁でも、伴走する存在があることで突破口を見出したり、真正面からチャレンジしていけたりします。コーチングによって行動の振り返りや自分の状況を確かめることで、確実に目標に向けて近づいていることを実感できるでしょう。

コーチングは治療行為ではない

ひとつ注意しなければならないことがあります。時々誤解されるのですが、コーチングとは治療行為ではありません。例えばうつ状態の方には、倫理規定によってご提供することができません。その場合は心療内科やカウンセリングなど、適切な治療を受けられることをお勧めいたします。

マイナスの状態をゼロにもっていくのがカウンセリングや精神的な治療だとすれば、通常の状態の人(良くも悪くもないゼロの方)をより良いプラスの状態にもっていく営みがコーチングといえるでしょう。

一番大切なことは….

コーチングを受ける上で、何より大切なことがあります。それは「今の自分をより良く変えていきたい」という思いです。抜本的に変えていきたいのか、日常に変化をもたらしたいのか、願う変化の幅は人それぞれだと思います。幅の大小はあるにせよ、今のご自身をよりよく変えていきたいという思いを持つ方に対して、私たちコーチは力になることができます。

人生の停滞期、節目、加速したい時、それぞれの時期にコーチングはお役に立つことができます。ぜひ「コーチングを利用する」という思いで、コーチングという「変化の道具」を使っていただければと思います。

☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆ーーーー☆

自己理念構築プログラム主催【価値が最大限伝わり成果を出す人になる】ミッション言語化セミナーの8月の開催日程を決定いたしました。詳細はこちらのページをご覧ください。

 

 

関連記事


安倍大資(あべだいすけ)
自己理念構築コーチ、フルエール代表

日本新聞記者を12年務めた後、プロコーチとして独立。

記者時代にリーダー2000人を取材。リーダーの「伝えたいことが伝わらない悩み」を知る。記者として「伝わる言葉」と向き合ってきた経験をもとに「価値が最大限伝わり、成果を出す人になる」をコンセプトとしたコーチングプログラムを提供している。

早稲田大学卒。京都芸術大学大学院でコーチングを研究中。CPCC(Co-Active®︎コーチ)

個人のHP