自分の軸がなくて中途半端な状態が続いていた
プログラムを受講しようと思ったきっかけを教えてください
自分の理念を作ろうと思い、去年あるプログラムに参加したことがきっかけです。自分のミッションやビジョンを作ろうと思っていたのですが、自分の中から言葉が出てきませんでした。とりあえず作ってみても大したことない言葉が羅列しているだけで、エネルギーが出る言葉にならないことが悩みでした。その時にすけさん(安倍)の存在を知りました。新聞記者として多くの社長の話を聞いてこられたすけさんだったら、何か糸口を見つけてくれるのではと思ったのです。
想いが言葉にならないと、どんなことが起きるのでしょう?
自分の中で軸がなくて、フラフラしてしまう感じなんですよね。もやもやする状態が続いてしまいます。自分で何かをやろうと思っても、なかなか本気になれず、中途半端な感じなんです。
コーチングを受けることで、どんな変化がありましたか?
自分で理念を考えているときは、他の人のミッションやビジョンを見ながら「どれがいいのだろう」と、自分の言葉でないものを作ろうとしていました。自分の中から言葉が出てこなかったからです。コーチングプログラムを進めるにつれて、自分の内側から言葉が出てきました。言葉が抽出されていった感じです。それは私にとってとても大きなことでした。
大きなこととはどういうことだったのですか。
誰かのミッションやビジョンを真似たのではなく、まったくもって自分の中から出てきた言葉だけで作ることができたことが大きかったですね。自分のもっているエネルギーをそのまま言葉にできたと思っています。自分自身が納得する唯一無二のミッションやビジョンを作れたことはとてもありがたいことでした。
対話の中から生まれていきましたよね
一人では絶対にできませんでした。いろんな質問を通して、潜在意識にあったものを言葉にすることができました。すけさんは言葉のプロとして「例えばこういうことですか」と言い換えてくれることもあり、自分の中で腑に落ちるということが何度もありました。
コーチングを通じて多くの気づきがあったのですね。
いろいろな発見がありましたね。「自分はこういうことをしたかったんだ」って思えるものを見つけることができました。
自己理念を持つことで、どんな変化がありましたか?
ミッションやビジョンを作った当初は正直、自分で作ったとはいえ、理想の高いものだと感じ、大丈夫かなという気持ちもありました。ただ、その後部屋に言葉を掲げて、毎日心に刻むようにすると、到達するために長い道のりはあるだろうけど、私の目標はやっぱりここなんだと思えます。道をはずすことなく、今日一日はこうやって過ごそうと気持ちよく毎朝スタートできるようになりました。
言葉を明確にすることで、どのようないいことがあるのでしょうか。
目標がブレないだけでなく、自分の状態をニュートラルに戻しやすくなりました。目標に向かって1日1日大切に過ごせるということが、日々の充実感につながっています。ミッションを見返す度に、今日もこれで生きていこうと思えます。言葉からもらえるエネルギーはすごいですよね。人の言葉で作っても、きっとこうはならないと思います。自分の中で出てきた言葉だからこそエネルギーをもらえます。
納得いく理念を作る上で大事なことはなんですか
人と比べないことが大切だと思います。自分の内側から出てきた言葉を大切にすることが、ものすごく大事です。自分のあり方や生き方を見つめ直し、それを言葉にすることで、いつでも初心に戻れる場所を作ることができます。確実に日々の過ごし方が変わってきます。
これからの可奈さんの活動をお聞きさせてください
これまでのビジネス経験を活かし、コンサルタントとして世の中の経営者の力になっていきます。念願の会社も立ち上げました。ビジネスの助っ人になるという思いを込めて「ビスケット」という屋号にしました。想いが伝わるようになり、理想のお客さまと出会えることも増えました。「人の違いを聴き分けて、一歩先の自分を実現する」のミッションを胸に進んでいきます