人生の目的(マイミッション)は、この3つだけ考えればいい

最終更新日:2021年11月8日

こんにちは。安倍大資です。20〜50代の働く人向けに、ブレない私をつくり、仕事もプライベートもやりたいことに集中して生きるマイクレド(個人の理念)をつくるプログラムを運営しています。

動画でもご説明しています。「人生の目的」の見つけ方について、どこよりもわかりやすくお伝えしています。

「ブレない自分をつくること」「仕事もプライベートもやりたいことに集中して生きること」。そんなことできないと思っている方は多いかもしれません。

しかし、そんなことはありません。なぜなら実際にそうやって生きている人がいるからです。ご自身の想いに従って、自分で道を切り拓きながら楽しそうに生きている方は多くいます。

私自身、新聞記者として12年間仕事をしてきました。3000人ほどの方とお会いしてきましたが、確かに世の中にはそうした人がいるのです。そうした方たちに共通するのは、ご自身の言葉で自分の人生を語れることでした。わかりやすく言えば「人生の目的」が明確だということです。

あなたがご自身の軸を見つめ直し、やりたい仕事や人生に集中できるようしたいのなら、まずこの記事をお読みになってください。毎日目の前のことに追われているうちに、本当は自分はどうしたいかわからない、そんな不完全燃焼が続く日々を終わりにしましょう。

ブレない軸ができると、やりたいことに集中できる

「本当は自分はどうしたいのかわからない」状態では、他人の影響に振り回され続ける人生を送ることになってしまいます。「誰かがこう言っているから」「みんなそうしているから」といった考えをしているうちは、仕事でもプライベートでも充実感をもって生きることはできません。

ブレないご自身を見つけることができれば、人から振り回されなくなり、やりたいことに集中できるようになります。その結果、仕事でも自然と成果を出しやすくなったり、プライベートでも充実感をもちやすくなります。

このことは多くの科学的な調査によっても証明されています。例えば米国の大学が成人男女500人を調査した研究によれば、自分の価値観を明確にもっている人ほど、人生への満足度が高く、ストレスも低いことがわかりました。

日本の研究では、自尊感情や誠実性が高まり、またうつや不安が抑えれるという結果も出ています。自分の価値観がわかっているからこそ、トラブルにも負けにくく、不安にも悩まされにくくなります。

うまくいかないことがあっても、信じる価値観に従って生きていることは間違いないと思うことができれば、困難なことすら充実感に変えていけるのですね。

ブレない軸をもつと、共感が生まれる

ブレない自分を見つけることができれば、やりたいことに集中できるようになるだけではありません。人との関係も変わってきます。

大きな変化としては、あなたへの理解者や応援者が現れることです。自分の想いが明確に言葉にできると、考えが周りに伝わりやすくなりますよね。共感の輪が自然に広がっていくのです。ブレない自分を見つけることができれば、ご自身のモヤモヤが解消するだけでなく、共感され他の人にも良い影響をもたらすことができるのです。

「ブレない私」を見つける
→仕事もプライベートもやりたいことに集中できるようになる
→共感され、応援してくれる人が増える
→自然体で輝くリーダーになれる

これは私自身がたどった過去でもあります。悩み多かった会社員時代に、ゼロから自分を知り直そうと思い、自分の価値観を徹底的に見つめ直しました。そうすると10年以上続いていた心の澱みがいつの間にか消え、自分が本当にやってみたいことに日々集中できるようになっていったのです。気づけば周りには応援してくれる人があらわれました。会社を辞める時には100人ほどの方から温かいメールをいただきました。その1年前には決して考えられなかったことです。

独立して起業することなど、私の人生で起こることとは決して思えなかったことです。しかし気づけば、私の周りには多くの仲間がいます。価値観やめざしたい未来を共有する清々しい関係に恵まれています。

より充実感をもって生きていきたい方にとって必要なことは、なによりもまずご自身の内なる想いを見つめることです。そしてそれを伝わる言葉にすることです。

想いを伝わる言葉にすることは、全てのリーダーに必要

「自分の考えていることを、きちんと伝えられるようになりたいんです」という方は大勢いらっしゃいます。SNSやブログ、Youtubeなどあらゆる情報発信のツールが出回り、今や「1億総発信時代」とも言えるでしょう。誰もが自分の言葉を誰かに届けようとしていますよね。

とりわけご自身で仕事をしていきたいと思う人にとって、伝わるメッセージが打ち出せるかどうかは大切です。リーダーは言葉によって人を動かす仕事です。何を言っているのかわからない人にはついていきたくありません。

逆に、この人と一緒に仕事をしていきたいとか、ついていきたいと思う人はどのような人でしょうか。自分の言葉で語り、共感できると思える人ではないでしょうか。

内なる想いを伝わる言葉にすることで、共感され応援される人になることができます。リーダーというと経営者やスポーツのキャプテンなどと思い浮かべがちですが、そんなことはありません。一人ひとりがご自身の人生のリーダーなのではありませんか。誰もがリーダーになれる。私はそう信じています。

人生の目的を言語化できている人が少ない理由

「あなたの人生の目的はなんですか」と聞かれて、明確に答えられる人は少ないですよね。それはどうしてなのでしょうか。

私は日本式の学校教育が大きな原因の1つだと考えています。学校教育は本当に、考える力を身につける場になっているのでしょうか。私たちが受けてきた教育は、前提として正解があり、その正解を出すための手順や単語を徹底的に覚えるといったことが重視されます。とにかく何でもかんでも覚えればいいという教育の中では「自分が本当はどうして生きたいのか」考える時間などありません。難関試験をくぐり抜けて大学や会社に入った人がその後、本当にその人らしさを生かした仕事をしているのでしょうか。

私は新聞記者として、一般的に「エリート」と呼ばれる人たちに多くを取材する機会に恵まれました。しかし、ご自身の力をめいっぱい発揮して、イキイキと働いているように見える人が驚くほど少ないことに疑問を感じました。

むしろ自分の想いをきちんと言葉にし、使命感を持って働いている人に、人としての魅力を感じました。そうした方には、自然と人が集まってくることも知りました。一人一人が人生の目的や使命を見つけて生きることが、これからの時代の働き方なのではないかと思いました。

内なる想いを知り、伝わる言葉にするために必要な3つのこと

人生の目的(使命、ミッション)をどう見つけるか。ネットや書籍などいろんな考えが出ています。情報が多くて混乱している人も多いと思います。

でも、使命を言語化することは難しいことではありません。3つのことだけを考えればいいのです。

・自分の想い
・自分のスキル
・相手になって欲しい状態

1つずつ説明していきます。

あなたの大事にしたいことはなんですか

まずは自分が人生で何を大事にしたいのか。これをまず考えていきましょう。

あなたが人生で「これだけは大事にしたい」と思うことです。
例えば病気にかからない健康的な生活でしょうか。子供を愛することでしょうか。好きなことに打ち込むことでしょうか。人によって答えはそれぞれ違うと思います。

仕事にフォーカスした使命を見つけたいという方は、仕事で大事にしたいことを考えみましょう。信頼されること、効率よく成果を上げること、緊密なチームワークなど、ご自身の仕事を見つめながら、考えてみて下さい。

あなたのスキルはどんなことですか

次に考えていただくのは、ご自身のスキルです。あなたはどのようなことができますか。機械を操れる技術、相手を安心させる営業スキル、数字を扱う財務スキル、また人を言葉で奮い立たせることなど人によって得意なことは異なります。

自分自身がどのようなスキルを持っているのか、言葉にしてみましょう。

相手にどうなって欲しいですか

3つ目は相手がどういう状態になって欲しいかということです。

成長する喜びを感じてほしい。ありのままの自分でいてほしい。夢中になって欲しい。穏やかになってほしい。自分が関わる相手がどうなって欲しいのか、考えてみてください。

使命の原型は、この3つを組み合わせたものです。

自分の想い>と<スキル>で、<相手を○○の状態に>する

まずこの原型に当てはめてください。原型に当てはめると、形が見えてきます。それを誰にでも伝わる言葉にすることで、あなたの使命は完成します。

————————————————————————————————-

具体例を3つ見てみましょう。1例目です。

教育と機械工学で、未知の可能性に気づく」が原型です。

これでは少し伝わりづらいですね。

そのため、伝わる言葉を考えます。

学ぶ楽しさをモノづくりを通じて伝え、子どもの可能性をひらく

これですと伝わる言葉になっているのではないでしょうか。伝わる言葉になると、相手の共感も呼ぶことができます。

————————————————————————————————-

2例目をあげてみます。

原型の「健康的な生活と食材選びで相手を感動させる」でもわからなくはないと思います。しかしより伝わる言葉にできないか考えてみましょう。

心身の健康を、安心な食卓で支え、日常に生きる喜びを届ける

こちらの方が、スムーズに頭に入ってくると思います。

————————————————————————————————-

3例目は、自分の想いと相手になって欲しい状態が同じ場合です。これは時々あることです。

例えば「人と繋がる喜び」を考えてみましょう。その方は、歌が好きだとしましょう。

その場合は、<スキル>で<相手を○○の状態にする>という言い方でOKです。

ここまでみてきたように、想いを伝わる言葉にすることは、決して難しいことではありません。

3つのことさえ考えれば、ご自身のブレない人生の目的をつくることができるのです。仕事もプライベートもやりたいことに集中できる生き方をしていきましょう。

最後まで読んでくださった方へのお知らせ

マイクレド(個人理念)をご自身でも作れる特別ワークシートを無料プレゼントしています。解説動画もつけています。マイクレドを言語化して「ブレない私」になり、仕事もプライベートもやりたいことに集中する人生に一歩踏み出しましょう!

関連記事



安倍大資(あべだいすけ)
コーチ・執筆家(元・日本経済新聞記者)
フルエール代表

日経新聞で12年間(2009〜21年)記者として働く。各界のリーダー1000人を取材。300万人の読者に3000本の記事を執筆してきた。

20代前半から約10年間メンタル面の好不調の波に悩む。33歳の時に9ヶ月うつ状態に。人生に行き詰まり、価値観を徹底的に見つめ直すことで長年の悩みを解消した経験をもつ。「人は本当の願いに気づくことで変われる」という実体験からコーチに転身した。

中小経営者向けのクレド構築プログラムを主宰。年30社ペースで、共感される経営理念作りに取り組んでいる。


早稲田大学商学部卒、北九州市出身。

詳細なプロフィール
個人のHP

7月からバンライフで日本一周の旅をしています。仕事をしながらどのような旅をしているのかお伝えします。
10月18日に福島県で講演させていただきました。「300万人から共感される一言づくり〜『ブレない私』になる魔法のカード」をテーマに、マイクレドの作り方をお伝えしました。ライブ配信とあわせて100人以上の方にお集まりいただきました。